
学校概要
ごあいさつ

愛徳学園の特徴を3つ紹介します。
まずは「Rainbow Program」です。これは中高の6年間の発達段階に応じて、学びの目標やポイントを設定した愛徳オリジナルのプログラムです。愛徳学園で学んだ生徒たちが、未来の社会でその力を存分に発揮し、充実した人生を歩んでもらうために必要な力を養います。
次に少人数教育です。小規模校のメリットを最大限に活かし、きめ細かな教育を徹底しています。もちろん合同授業で大きなクラスにすることも、学校行事ではクラスや学年の壁を超え、中学校と高等学校全体で協力し合うことも可能です。
そしてもう一つ。最大の特徴がカトリック・ミッションスクールの女子校であるということです。2024年に創立70周年を迎え、愛徳学園は、建物のたたずまいも極めてつつましく、規律や礼儀など「しつけ」や「マナー」も大切にしています。
愛徳学園は人と人の出会いを大切に、これからも校訓である「気高く、強く、美しく」成長していく学校でありつづけます。
校長 松浦 直樹
沿革

聖ホアキナ・デ・ベドゥルナ(1783~1854)
1826年、スペイン・カタルーニャ地方ビックにて、聖ホアキナ・デ・ベドゥルナが「愛徳カルメル修道会」を創立しました。
「すべてを愛によって(Todo por amor)」の精神のもと、貧しさや病、そして教育の機会に恵まれない人々のために、生涯をささげました。
その生き方は、時代を超えて多くの人々の心に深い感動を与え、2006年には教皇ベネディクト16世により列聖され、聖ホアキナ・デ・ベドゥルナとなられました。
1949年には、スペインから6名のシスターが来日し、戦後の混乱期に神戸で幼稚園(当初ホアキナ愛児園のち愛徳幼稚園と改称)を開設。子どもたちの健やかな成長を願い、愛に満ちた保育を始めました。
そして1954年、より体系的な初等教育の場としてカルメル学園小学校創設。1955年には、愛徳学園小学校に改名し、女子校ならではの穏やかさや思いやりの心を大切に育みながら、その志と精神を次代へと受け継いでいます。

「スペイン・マドリードにて」
世界に広がる愛徳カルメル修道会 Vedrunaの姉妹校

Todo por Amor
すべてを愛によって
愛徳学園の設立母体である愛徳カルメル修道会は神戸の愛徳学園の他、世界に106校の姉妹校を持っております。
創立者・聖ホアキナ・デ・ベドゥルナの“すべてを愛によって”を基に全世界の学校で同じ教育理念と価値観で教育しています。
校歌
空青く 海はうるわし
丘に立つ すがし学舎
御母の まなざしのもと
学ばんと 我等集えり
恵みうけ 人を愛すと
大いなる ひろき心に
培いて いそしみゆかん
日の本の 栄えのために
日の本の 誉れのために
光浴び あきらけくこそ
真理なる道 歩まなと
わが御母 祈らせ給う
師と友に 教えられつつ
こたえなん 神の御旨に
称えなん わが学舎を

校章の由来
- 冠
- キリストの勝利(復活・栄光)
- 三つの星
- 聖母マリアの徳(優しさ・清さ・強さ)
- 山
- カルメル山(祈り)
- 十字架
- 犠牲・克己
- 炎
- 神と人々への愛