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修学旅行2日目

 今日は、台北市にあるドミニカン=インターナショナルスクール(DIST)を訪問しました。現地の生徒や教職員の皆さんに温かく迎えられ、歓迎セレモニーの後、キャンパス内の聖堂で行われた御ミサに参加しました。

 今回のミサは「異文化理解」をテーマに行われ、本校の生徒4名は浴衣姿で参加し、DISTの生徒たちも中国の伝統的な衣装を身にまとっていました。日本の象徴として、心を込めて折った和紙の折り鶴をお捧げし、これからの両校の絆と友情がさらに深まるように祈りを捧げました。初めての英語のミサに参加し、生徒たちはいつもとは異なる雰囲気の中で祈りの時間を過ごしました。

 その後は授業に参加しました。授業はすべて英語で行われ、内容も高度だったため、最初は戸惑う生徒が多く見られました。しかし、授業中は自分たちだけでDISTの生徒と向き合う時間を持つことができました。授業後、ランチの前にカフェテリアに集まった際には、両校の生徒同士、自然と輪ができ、笑顔で会話を楽しむ姿が見られました。授業でのひとときが、心の距離を縮める大切なきっかけとなったようです。

 午後はいよいよ交流プログラムです。本校の生徒たちは、日本の伝統的な遊びである「だるまさんが転んだ」を紹介しました。言葉の壁を越えて一緒に体を動かし、笑い合ううちに、緊張もすっかり解け、友情を深めていく様子が見られました。短い時間ではありましたが、両校の絆が確かに芽生えた交流となりました。

 その後、九份を訪れました。あいにくの雨でしたが、霧に包まれた街並みは幻想的で、生徒たちは異国情緒あふれる風景やショッピングを楽しみました。さらに、十份では願いを込めた天燈上げを体験しました。雨空の中、高く舞い上がる天燈を見上げながら、生徒たちはそれぞれの願いが届くようにと祈りを捧げていました。

 夕食後、ホテルに戻った生徒たちは、充実した一日の出来事を振り返りながら、明日の活動に備えています。
明日は、台湾の文化を体験するプログラムや、現地大学生とともに台北市内を巡るB&Sプログラムが予定されています。学びと発見の旅は、まだまだ続きます。

 

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