修学旅行もいよいよ最終日を迎えました。朝食会場に集合した際には、少し眠たそうな表情の生徒もいましたが、しっかり朝食を取り、体調を整えていました。朝食後は出発までの間、旅行中に買ったたくさんのお土産を苦労しながらスーツケースに詰め込んでいました。
午前中は、台北市内の故宮博物院を訪れました。美しい展示物や精巧な工芸品を前に、生徒たちは興味深そうにガイドの説明に耳を傾けていました。ガイドブックでは見ていたものも実際に目にすることで、台湾の歴史や文化をより深く感じる学びの時間となりました。
見学後は、バスで桃園国際空港へ向かいました。空港では、4日間にわたり温かく案内してくださったガイドの江さんとのお別れを惜しんでいました。「またね!」と笑顔で挨拶する生徒の姿は、今回の修学旅行で台湾との距離がぐっと縮まったことを物語っていました。
飛行機は予定どおり離陸し、無事に日本へ到着しました。台湾での多くの出会いと学び、そして仲間と笑い合った時間は、生徒たちにとってかけがえのない財産となりました。
保護者の皆さまには、出発前から温かいご支援をいただき、誠にありがとうございました。生徒たちはこの旅で得た経験を胸に、日本での学校生活へと戻っていきます。帰国後も、ご家庭で生徒たちの思い出話にぜひ耳を傾けていただければ幸いです。





